ぱぴぷぺポップな仕事術

~いろはにほへと~

報告ができない人

報告ができない人
報告はすればいいというものではありません。

内容はもちろん重要ですが、報告するタイミングがもっと重要です。

良い結果の報告であってもタイミングが遅いと相手からは信頼されません

 

結論を最初に、事実と推定(自分の考え)は区別して・・・、とかはとても大切なことでですが、

自分の仕事が終わるのを待っている人にとっては、”何時終わるのか”とか”遅れはないのか”などはとても気になることです。

自分が待っている立場だとして考えればすぐにわかると思います。

例えば何かのトラブル対応をしている時、トラブルが解決するのを待っている人は、今どんな状態なのかについて彼の上司などに報告しなければいけないかもしれません。

早々に解決する目途が立っているのであればそのように連絡したいだろうし、時間がかかるのであればそれなりの対応をしなければならないでしょう。

単にトラブルを解決すればよい、という問題ではないことがわかると思います。

何が重要であるかは,場面によって,人によって,立場によって全く異なるが、そこまで分かって仕事をしているかどうかが、信頼されるかされないかの分かれ目だと思います。

 

全く報告なしで黙って作業して3時間で解決するよりも、30分とか1時間ごとに、ちゃんと報告ができて5時間で解決する方が相手にとっては親切だと思います。

 

このように言っている私も若いころは、これができていませんでした。

トラブルの対応に集中している時は、それに没頭してしまい、相手が話し掛けることさえ遠慮するような態度で仕事を行っていました。

でも、誰かに言われたわけではありませんが、ある時にそれではプロ失格だと気が付きました。

プロであれば最初に作業量を見積って進捗状況を報告することで相手に安心してもらう配慮ができないといけない。

仮に自分が何かを購入する場合を考えてみると、最初に値段がわからなかったり、納期がわからなかったりしたら絶対にその店からは買わないでしょう。また、最初に提示された納期が遅れても事前に何も連絡がなければその店は信用できないからリピートはしないと思います。

誰かが注意してくれていればもっと早く気が付けたかもしれない。。。

 

自分のことを待っている人、今自分がやっている仕事が終るのを待っている人がいる場合、一見意味がないような連絡や報告を欠かさないことが重要です。

是非、身に付けたい基本的な行動パターンでだと思います。